金チオリンゴ酸塩 プロテインキナーゼC(Protein Kinase C :PKC)は細胞の成長、増殖、自然死など多くの細胞機能に関与する酵素です。細胞内の刺激を核に伝える役目を持っています。4つのPKCファミリーが知られています。従来より、大腸癌ではPKCβが大腸癌発生に関与していることが知られていました。さらに今回別の種類のPKCiが肺癌、大腸癌、膵癌で過剰発現し癌増殖にかかわっていることがCancer Research(2010;70)で発表されました。 膵癌では特にPKCiの発現が強く、膵癌増殖に大きな働きをしていることが判明しました。このPKCiを標的とした薬剤も見つけられ、現在アメリカでは臨床試験も行われています。そのうちの一つの金チオリンゴ酸塩はPKCiを強く阻害し、膵癌に効果的だそうです。 このPKCを経由する癌増殖経路は癌治療に重要な働きをなすだろうと報告されています。 興味のある方は「はだクリニック」までお問い合わせください。
3)分子標的薬最新情報 NEW!!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ OncoLinkという癌情報を掲載したサイトがあります。各種の最新の癌情報を掲載しています。この情報をもとに分子標的薬の最新の話題について解説したいと思います。現在個人輸入や製薬会社を通じて入手可能な薬剤にかぎって薬剤を選択しています。臨床試験中で入手不可能な薬剤に関しては触れていません。
2009年6月15日 女性にはちょっと怖いお話
2009年06月08日 ちょっと気をつけなければいけないお話